視線計画

エリア毎の役割導線計画住宅設備のチェック視線計画空間のゆとりテレビとソファの距離

使用しているところからの視点を考えよう

部屋のレイアウトでは、導線や家具のサイズなどに考えが集中しがちですが、意外と大事なことが「使用しているところからの視点」。例えば、リビングに収納を置く場合、導線の観点からはばっちりでも、ソファに座って周りを見渡したら、収納に囲まれていて圧迫感が出てしまったなんてこともよくある話です。また、平面上で見ている時には気付かなかったけど、実際には、部屋に入った瞬間から圧迫感を感じるレイアウトだったということもよくあります。

こういった失敗をしないためにも、2次元の導線設計が終わったら、3次元の視点からもレイアウトをチェックしてあげるようにしましょう。

よく言われるポイントは、お部屋に入った際に、「抜け」が感じられるレイアウトにすると、お部屋全体の圧迫感が軽減し、広く見せることができる。また、ソファに座った時に周囲に背の高いものがないようにレイアウトする。などが言われます。

とは言え、何か基準がほしいのが事実。

そこで、部屋に入った直後の歯科医の先は見通しの良い空間を確保しておき、その対角線上にグリーン(観葉植物)などを配置したり、リビングに置く収納の高さを90cm程度に抑えるというようにしましょう。

レイアウトのチェックポイント

エリア毎の役割決定
まずはエリア毎に行うことを整理しよう。

導線計画
生活の快適さを左右する導線はしっかりと計画しておこう。

住宅設備のチェック
意外と見落としがちなコンセントなどの住宅設備をチェックしよう

視線計画
使用者視点の視線が広さやくつろぎの空間を創り出す。

空間のゆとり
余白を集めることでまとまったゆとりが生まれます。