導線計画の考え方

エリア毎の役割導線計画住宅設備のチェック視線計画空間のゆとりテレビとソファの距離

導線計画の方法は?

レイアウトを考えるときに導線という言葉を意識したものの、具体的に何に注意を払うべきか漠然としている方が多いのではないでしょうか。導線を考える場合に大事なのは、「スムーズに移動できる。」ということがポイントになります。

一人で活動するときも、同時に二人が活動するときも、家族の他の人との共同生活の中で、スムーズに動けるということを念頭にレイアウトを考えていきます。

例えば、この図のようにソファとダイニングの距離が近すぎるとリビング側のダイニングチェアに人が座っていると完全にベランダには出れなくなりますし、後ろを通ってリビング側に回ることもできなくなってしまいます。このように、導線を考えるときは、導線が使われている時をちょっと想定してあげることで、失敗を未然に防ぐことができるようになります。

レイアウトのチェックポイント

エリア毎の役割決定
まずはエリア毎に行うことを整理しよう。

導線計画
生活の快適さを左右する導線はしっかりと計画しておこう。

住宅設備のチェック
意外と見落としがちなコンセントなどの住宅設備をチェックしよう

視線計画
使用者視点の視線が広さやくつろぎの空間を創り出す。

空間のゆとり
余白を集めることでまとまったゆとりが生まれます。